●本書の概略
仕事さえちゃんとできればいいんじゃないの?
仕事はちゃんとできても、言葉の使い方によって、チームの状況、組織内での関係など円滑にコミュニケーションが取れなければ、 これは自分のイメージだけでなく業務能力にも影響を及ぼす。自信をなくし、職場生活の質が落ちる。
この本は、効果的なコミュニケーションの取り方、話し方や声を改善できる多様で具体的な訓練法を紹介している。またファンデミック時代を経て在宅勤務やオンライン業務など、非対面時代に必要なコミュニケーション法とセルフブランディングに役立つ声の演出法まで多角的に ‘話し方’を教えている。言葉にも魂がこもると信じる著者が、肯定的でなおかつ暖かく応援してくれる’話し方’の案内書。
●目次
プロローグ 言葉通りになれるものです
Part 1 なぜ言葉までうまく喋る必要があるのか
Part 2 自分を生かす話し方で好感を得る
Part 3 いい声は生まれつきではなく作られるもの
Part 4 非対面時代に生き残るための言い方と声
●日本でのアピールポイント
国際線ファーストクラス客室乗務員で、機内放送専門教官としても働いている著者は、数多くの人の話し方や声に関する悩みを聞いて、その解決方法を探り矯正指導してきた。 現場でリアルに使われてきたその方法は、理論にとどまるものではなく、実質的に使えるものになっている。
最近、韓国社会でよく耳にする「イルジャルラー(일잘러)」という言葉がある。「仕事を上手くこなす人」という意味だ。コミュニケーションのスキルを身につけることは「イルジャルラー」としての評価だけでなく、自分の成長と発展にも非常に重要なことだ。
肯定的で魅力的な話し方と生き生きとした声で、仕事と人の心両方を掴み、成功の道に進みたい方におすすめの一冊だ。
(作成:チャン・ヨンス)