K-BOOK振興会とは

K-BOOK振興会は2011年の設立以来、日本の出版界で翻訳・出版される韓国書籍の拡充を図るため、積極的に情報発信を行うとともに様々なイベントを実施して参りました。
韓国書籍のガイドブック(『日本語で読みたい韓国の本‐おすすめ50選』1号~7号)の発行時に出版関係者向けに行った説明会をはじめ、韓国がテーマ国となった2013年の東京国際ブックフェア(主催:リード エグジビション ジャパン)、韓国文学読書感想文コンクール(主催:韓国文学翻訳院)などでも企画から実施まで協力をさせていただきました。
2020年4月1日から一般社団法人K-BOOK振興会と名称が変わりました。
近年手掛けた事業のなかから、2020年度も実施予定しているものをご紹介いたします。

主な活動実績

K-BOOKフェスティバル(2019年より毎年開催中)

日本でK-BOOKを翻訳出版する出版社と読者の皆さんとが直接つながり、話題沸騰中の韓国の翻訳小説、エッセイ、絵本など「韓国の本=K-BOOK」の世界の盛り上がりを体感いただける場所です。韓国の人気書店もやってきます。また韓国から作家を招いたブックコンサートで、さらにその作品の世界を楽しんでいただくことができます。

日本語で読みたい韓国の本 翻訳コンクール
(2018年よりスタートし、2022年第6回を開催)

今ますます注目を浴びている韓国文学の魅力を伝える優秀な新人翻訳家の発掘を目指し、K-BOOK振興会と出版社クオンが開催する翻訳コンクールです。第一線で活躍する作家・翻訳家が選考を行い、受賞作はクオンから刊行されます。翻訳者への第一歩が開かれるチャンスです。

第1回コンクールより:
応募総数212名の中から最優秀賞に選ばれた牧野美加さんをはじめ、受賞者3名が翻訳を手掛けた『ショウコの微笑』(クオン刊)。

K-BOOK読書ガイド「ちぇっくCHECK」(2017年1号創刊、2022年第9号刊行)

2017年より刊行している、韓国文学・韓国の本の魅力を紹介するK-BOOK読書ガイドです。作家・翻訳家・書評家によるレビューや、作品の作り手である編集者からのメッセージ、特集記事など、毎号盛りだくさんの内容です。巻末には邦訳書を中心に編んだブックカタログなども掲載され、まさにK-BOOKを知るガイドブックです。全国の書店にて無料配布中。

日韓出版関係者交流会

一人出版社、独立書店、フリー編集者同士の交流会―日本と韓国でそれぞれ1回
3泊4日の勉強会にして事例発表、出版社訪問、書店訪問、共同編集会議などを開きます。

役員

代表理事
中沢けい(小説家)
専務理事
金承福(株式会社クオン 代表取締役)
理事
舘野 晳(翻訳家)
高井昌史(紀伊國屋書店社長兼会長)
金正出(青丘学院理事長)
高柳俊男(法政大学国際文化学部教授)
監事
永田金司(税理士、元新宿税務署長)
アドバイザー
相賀昌宏(小学館 会長)
岡本 厚(前岩波書店社長)
きむ ふな(翻訳家)
吉藤玲子(帝京平成大学人文社会学部児童学科 教授)
田附和久(団体職員、韓国語講師)
稲川右樹(帝塚山学院大学リベラルアーツ学部 准教授)

支援団体ならびに2024年度賛助会員 (2024年7月現在)

法人団体・企業
一般財団法人 日本児童教育振興財団
公益財団法人 一ツ橋綜合財団
株式会社 小学館
株式会社 集英社
大和リース 株式会社
株式会社 クオン
株式会社 岩波書店
株式会社 HANA
株式会社 アストラハウス
株式会社 学研ホールディングス
株式会社 白水社
カルチュア・コンビニエンス・クラブ 株式会社
株式会社 Catalyst.Data.Partners
株式会社 インプレス
株式会社 インターネットイニシアティブ
株式会社 ダイヤモンド社
株式会社 祥伝社
株式会社 ポプラ社
株式会社 河出書房新社
株式会社 CAC Holdings
株式会社 プレジデント社
株式会社 晶文社
株式会社 マガジンハウス
株式会社 文藝春秋
株式会社 平凡社
株式会社 ぴあ
株式会社 亜紀書房
株式会社 講談社

一般社団法人 K-BOOK振興会
〒101−0051東京都千代田区神田神保町1-7-3三光堂ビル3F(株式会社クオン内)
Tel:03-5244-5427
Mail:info@k-book.org