『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』(キム・ユジン/著、小笠原藤子/訳、文響社)

タイトル『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』とありますが、なぜ人生を変えることができるのでしょうか。本の中で一番のポイントだと私が感じたのは、「時間ではなく自分を管理する」ということでした。
朝一番にひとり時間を持ち、その時間を過ごす自分を管理する。そして朝の自分を管理することで、1日の自分を管理できるようになり、さらに1週間、1か月、3か月、1年、とどんどん積み重なっていきます。その積み重ねが、人生を変えるということにつながるのだということに大きく頷きました。(作成:小倉由梨)

本書の翻訳者、小笠原藤子さんからもメッセージを頂戴しました。

著者キム・ユジンは「朝のひとり時間」に何を行い、それによってどんなことが生じ、どう人生が変わったのか、自らの体験をもとに詳らかにしています。結果だけ見れば、すごいことを成し続ける著者ですが、決して楽な道のりではありませんでした。「早起きするのは、もちろんつらい」とか「思えば、私の人生、簡単に何かを手に入れたことなどない」など、読者が「え、そうなの?」と思わず親近感を持ってしまう部分も多いほどです。また、特にしたいことがない人に対しても、早起きするメリット、どうやって早起きをルーティン化できるのか、早起きして何をしたらよいか、など読者の立場に立って丁寧に語ってくれています。読み終えるころには、きっと朝のひとり時間を通して、新たな自分に出会いたくなるはずです。

購入者には巻末のQRコードを読み取ることで、著者考案のモーニングプランナーのPDFがダウンロードできるのも嬉しい特典です。

『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』(キム・ユジン/著、小笠原藤子/訳、文響社)