韓国文化院主催による「韓国現代小説読書会2017」が下記のとおり3回にわたって開催されます。
韓国の社会や文化を反映している現代小説に焦点を当て、モデレーターに翻訳家の斎藤真理子さん、小説家の星野智幸さん、映画監督の西川美和さんをお迎えして語り合う読書会です。 課題図書はいずれも、再開発問題や光州事件、1987年の6月民主抗争を扱った骨太で読み応えのある小説です。『男の中の男』の著者イ・チャンドンは「グリーンフィッシュ」「ペパーミント・キャンディ」「オアシス」「シークレット・サンシャイン」などで多くの映画賞を受賞した映画監督でもありますので、西川美和さんから奥深いお話が聞けるのではないかと思います。
【日程及び課題図書】
◇第1回 4月26日(水)19時
・課題図書『こびとが打ち上げた小さなボール』(著者:チョ・セヒ、出版社:河出書房新社、2016年)
・モデレーター:斎藤真理子さん(翻訳家、同書翻訳)
◇第2回 5月24日(水)19時
・課題図書『少年が来る』(著者:ハン・ガン、出版社:クオン、2016年)
・モデレーター:星野智幸さん(小説家)
◇第3回 9月20日(水)19時
・課題図書『男の中の男』(著者:イ・チャンドン、出版社:トランスビュー、2010年)
・モデレーター:西川美和さん(映画監督)
・詳細⇒ 韓国文化院のサイトをご覧ください。