韓国でドラマ化もされた人気コミックがついに日本語で登場。帯文の“結婚って、「夫の家族」になることですか?”の言葉通り、結婚そのものも意味を問いかける一冊です。義実家、親戚とのお付き合いが多い韓国ならでのエピソードがあるものの、「嫁」とは? と私たち日本に住む「嫁」たちにも問いかけてきます。そして“ミョヌラギ=お嫁ちゃん期”に戸惑う主人公の心のつぶやき「自分自身を守れなかった瞬間が頭から離れない・・・」が胸にギュッと迫ってきました。
翻訳を担当された渡辺 麻土香さんから推薦コメントを頂戴しました。
本作は、“騙し絵のような作品”です。多くの男性や、古風な女性たちにとっては、たわいもない家族の風景を描いた日常マンガに過ぎないかもしれないけれど、現代社会を生きる嫁たちにとっては、思わずこぶしを握りたくなるほど激しく共感できるフェミニズム本という側面を持った本。この本を読んで「ふ~ん」としか思わなかった方は、SNSなどで読者(ドラマ版の視聴者を含む)の感想もチェックしてみてください。韓国ほどではないにしろ、これまで社会全体が私たちに刷り込んできた“当たり前”が持つ違和感が可視化され、日常の見え方も変わってくるはずです。軽いタッチのヒューマンコメディーなので、身近な人たちと一緒に読みながら、話題にしてもらえればと思います。(渡辺 麻土香)
『ミョヌラギ 私の“お嫁ちゃん”期』( ス・シンジ /著、渡辺麻土香 /訳、玄光社)

