『はじめまして、ムンゲです。』に続き、邦訳出版されたyeye著のイラストエッセイ『ムンゲ、君と出会えたから 15歳のマルチーズが教えてくれた「確かな幸せの見つけ方」』です。本作では、愛犬ムンゲと出会ってからのさまざまな想い出が綴られています。ムンゲと出会えたことでささやかな日常がキラキラと輝くように幸せに感じられるさまは、幸せは遠くではなくて、確かにそこにあるのだと教えてくれるようです。
翻訳を担当された菅原 光沙紀さんから推薦のメッセージを頂戴しました。
前作『はじめまして、ムンゲです。』では犬の視点からエピソードが綴られていましたが、今回は著者自身の目線で愛犬ムンゲとの思い出がより豊富に描かれています。動物の家族がいる方ならきっと共感できる“あるある”エピソードが盛りだくさんです。言葉ひとつひとつ、イラストひとつひとつから、ムンゲへのずっしりとした愛情が伝わってくる、愛あふれるエッセイとなっています。
しかし、その思い出は楽しいものばかりではありません。じつは本作の原書が刊行される直前に、ムンゲは虹の橋を渡りました。そのエピソードを追加するかという話も出ましたが、入れないことになったそうです。そうすれば、ムンゲはこの本の中でずっと生き続けられるから——愛する家族であり相棒であるムンゲとのお別れを受け入れていく、そんな著者の心情も描かれています。
ぜひともハンカチをご用意のうえ、お読みください。(菅原 光沙紀)
『ムンゲ、君と出会えたから』(yeye 著 / 菅原 光沙紀 訳 / PHP研究所)

