
教保文庫の2月のエッセイ月間ベスト10と注目の新刊情報をご紹介します。3位に日本の広告コピーを読み解くエッセイがランクインしました。注目の新刊では、愛らしいキャラクターが職場のイライラや喜びをユーモラスに描くエッセイを紹介しています。
1位:『너를 아끼며 살아라(君を大切にしながら生きて)』ナ・テジュ(ダブルブック/2025.06.12)
2位:『행복할 거야 이래도 되나 싶을 정도로(幸せになれるはず、不安になるほどに)(10万部記念教保文庫単独リカバー)』イルホン(ブクロム/2024.07.29)
3位:『일본 광고 카피 도감(日本の広告コピー図鑑)』オ・ハリム(ソギョチェッパン/2026.01.14)
広告代理店や「29CM」などのECサイトでコピーライターとして活動してきた著者が、自身に多大な影響を及ぼした「日本の広告コピー」について語ります。独自で収集した約9,000のコピーの中から70を選び出し、リズム感や広告戦略、時代背景を読み解きながら、「なぜそのコピーに惹かれるのか」を分析します。「愛とか、勇気とか、見えないものも乗せている」(JR九州)や「うれしいコトがあると、顔より食卓に出ちゃうのよね」(ヤマサ醤油)など、馴染みのあるコピーを新たな視点で読み直せそうです。
4位:『어른의 행복은 조용하다(大人の幸せは静かだ)』テス(ページ2ブックス/2024.11.04)
5位『기분이 태도가 되지 않게(헬로키티 에디션)(気分が態度にならないように(ハローキティエディション))』レモン心理著、パク・ヨンラン訳(ガレオン/2025.11.12)
6位:『다정한 사람이 이긴다(優しい人が勝つ)』イ・へイン(Feelm/2025.08.13)
7位:『요리를 한다는 것(料理をするということ)』チェ・ガンロク(クル/2025.06.23)
8位:『구원에게(救いへ)』チョン・ヨンウク(ブクロム/2026.02.05)
数多くのベストセラーを生み出してきたエッセイストによる約2年ぶりの新作が出版されました。これまで多くの人を励まし、癒してきた文章とは異なり、本書では愛が残した傷や亀裂、置き去りにした感情について淡々と語ります。一緒にいるときには気づかなかった気持ちや伝えられなかった心など、愛の後に残された感情によって自分自身を深く理解する手助けをしてくれるような一冊です。
9位:『어른의 품위(大人の品位)』チェ・ソヨン(ブックロマンス/2025.10.01)
10位:『제철 행복(旬の幸せ)』キム・シンジ(インフルエンシャル/2024.04.25)
注目の新刊
『일의 빡침과 기쁨(仕事のイライラと喜び)』オイワークス(Aamu press/2026.03.03)
「同じ言語を使っているのに話が通じない会議室」「君に任せる、と仕事爆弾を投げつけて定時退社する上司」「会社員生活でのささやかな楽しみ」など、41のエピソードを「真面目な社員キャラ」の「ムルロンイ」が漫画形式で描きます。エピソードの最後の質問に答えることで、がんばっている自分を褒めたくなる仕掛けになっているのも魅力です。「ときどき仕事を投げ出したくなる人」や「重苦しい慰めより軽快なユーモアを求めている人」におすすめします。(文/金知子)
