『ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。』(ダンシングスネイル/著  生田美保/訳 CCCメディアハウス)

ゆるくてかわいいイラストとやさしい言葉で無気力症の克服を綴った『怠けてるのではなく、充電中です。』で日本の読者の心をつかんだダンシングスネイルさんの2作目エッセイ、『ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。』(生田美保訳、CCCメディアハウス)が出版されました。サブタイトルは「寂しくなくて疲れない、あなたと私の適当に近い距離」。複雑に絡まった人間関係のなか、自分でも扱いきれない厄介な自分の感情を尊重する方法、人間関係でストレスを溜めずに心地よく暮らす方法を教えてくれる一冊です。
訳者の生田美保さんにメッセージを寄せていただきましたので、ご紹介します。また著者の最新インタビュー記事がこちらにございます(翻訳:生田美保さん)。

誰かと一緒だと疲れるけど、ひとりだと寂しい。注目されるはイヤだけど、透明人間扱いもイヤ。親しくしたいけど、なつかれるのはイヤ、などなど。誰にでもあるのではないでしょうか。人間関係は正解がないだけに、悩みもつきもの。この本は、そんなときに「自分の気持ちを優先して大丈夫だよ」とそっと背中を押してくれます。自分を幸せにできるのは自分だけ。人間関係も自分にちょうどいいかたちを選んでいいんだよ、というメッセージがつまっています。(生田美保)

 

『ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。』(生田美保訳、CCCメディアハウス)