教保文庫、4月の月間ベストと注目の新刊(エッセイ)

教保文庫の4月のエッセイ月間ベスト10と注目の新刊情報をご紹介します。先月に引き続き、ユ・シミンによる口述自叙伝『사랑이 있으니 살아집디다(愛があるから生きていけます)』が1位にランクインしました。注目の新刊では、子どもの思春期に目を向けたエッセイなどを紹介しています。

1位:『사랑이 있으니 살아집디다(愛があるから生きていけます)』ユ・シミン、キム・セラ著、4.9統一平和財団編(ウンピッ/2026.03.25)
2位:『불안(不安)』アラン・ド・ボトン著、チョン・ヨンモク訳(2012.01.04、初版:2011.12.28/ウネンナム)
3位:『행복할 거야 이래도 되나 싶을 정도로(幸せになれるはず、不安になるほどに)(10万部記念教保文庫単独リカバー)』イルホン(ブクロム/2024.07.29)
4位:『너를 아끼며 살아라(君を大切にしながら生きて)』ナ・テジュ(ダブルブック/2025.06.12)
5位:『모든 날들이 행복했으면 좋겠어(すべての日々が幸せだったらいいな)』 ゲンヨウン(ハイスト/2026.03.25)
著者は、55万名もの人々に支持されているインフルエンサーで、フォロワーから寄せられた数々の悩みを聞きながら、彼らの気持ちを的確に言語化していくコンテンツが人気を集めています。本書は、問題の前で自分を見失わない方法や、「正しさ」ではなく自分に合った選択をすることの大切さを説きます。疲れた1日の終わりに手に取りたくなる一冊です。
6位:『어른의 행복은 조용하다(大人の幸せは静かだ)』テス(ページ2ブックス/2024.11.04)
7位:『다정한 사람이 이긴다(스페셜 양장 리커버판)(優しい人が勝つ(スペシャルハードカバーリカバー版))』イ・へイン(Feelm/2026.04.15)
8位:『구원에게(救いへ)』チョン・ヨンウク(ブクロム/2026.02.05)
9位:『일본 광고 카피 도감(日本の広告コピー図鑑)』オ・ハリム(ソギョチェッパン/2026.01.14)
10位:『정답은 있다(正解はある)』イ・ジョンヒョ(ダサンブックス/2026.02.23)

注目の新刊
『매일 아침 나는 텃밭에 간다(毎朝私は畑に行く)』カン・チョルウォン(ハンスメディア/2026.03.30)
韓国で大人気だったパンダ・プーバオの飼育員として注目を集めた著者が、今度は植物にまつわるエッセイを出版しました。トウモロコシを植えては母を懐かしみ、ニンジンを掘り起こしてはプーバオ一家との思い出を振り返りながら、生命を育てることの難しさと豊かさを語ります。「畑の植物たちが、むしろ私を育ててくれている」という著者の言葉どおり、育てることは育てられることでもあることを教えてくれます。

『너라는 우주(君という宇宙)』クリメダ著/絵(キルポッ/2026.04.15)
子育てをする親の気持ちを代弁して多くの共感を呼んでいる著者が、今度は「思春期」に目を向けました。1章では親の切ない告白、2章では子どもを独立した宇宙として認めようとする思い、3章では今という瞬間を全力で抱きしめるという誓いが綴られます。思春期の子どもとの距離感に悩んだり、子どもの自立に寂しさを覚えたりする人におすすめです。(文/金知子)