わたしのヴィーガニズム・マンガ ーあるビーガンの菜食&動物の権利の話(나의 비거니즘 만화-어느 비건의 채식&동물권 이야기)

原題
나의 비거니즘 만화-어느 비건의 채식&동물권 이야기
著者
ポソン
出版日
2020年1月30日
発行元
プルンスプ
ISBN
9791156758075
ページ数
440ページ
定価
16,500ウォン
分野
エッセイ

●本書の概略

自らがヴィーガンである著者が描く、ヴィーがニズムに関する優しく愉快なガイドブック。主人公のアメリ―は、「非」人間である動物の苦しみから目をそらせず、ヴィーガンになると決める。「ヴィーガニズム」とは、単に肉・魚・乳製品を食べないというだけではないある種の「生き方」であり、ヴィーガンとはその生き方を目指す人なのだ。ヴィーガニズムという価値観の紹介にあたってこのマンガは、自分とは違う存在への尊重、動物を客体化・対象化しない態度、肉食の不便な真実、非人道的な動物の搾取などについて語る。また、ヴィーガン志向な生き方を日常や食べ物などの身近な話を通じて紹介する。

●目次

はじめに
0. prologue: Go Vegan!
1. ヴィーガンになった理由
特集1. 菜食主義とは?
2. 小さなペンギンの話
特集2. ヴィーガニズムとは?
3. 空腹の夜
4. かわいくて悲しい動物
5. 変わりたい気持ち
特集 3. 食べ物以前の命、産卵鶏
6. 友だちの好み
7. 楽しい動物園のお絵描き
特集 4. 食べ物以前の命、乳牛
8. バニラ ソイ ラテ
9. 気持ちを行動に
特集 5. 食べ物以前の命、豚
10. 憂鬱なアメリ―
(中略)
30. 動物の解放
31. 小さな変化を信じます
特集 14. お買い物の仕方
32. エコフェミニズム
33. 植物の苦痛
特集 15. ウィーガン志向の著名人10
34. 疲れないためのヴィーガン志向
最後の質問
35. epilogue1: ヴィーガンフェスティバル
36. epilogue2: 古着
37. epilogue3: コンビニ弁当
あとがき
参考にした資料

●日本でのアピールポイント

「ほかの存在の苦しみを少しでも減らしたいのなら。」この本はヴィーガニズムのきっかけをこう語り、しかし必ず完璧な菜食主義である必要はないと強調する。誰もがヴィーガンになれなくても、ヴィーガン志向な暮らしを目指していけばより平和な世界へ一歩近づくことができる、と。日本国民の1.9%がヴィーガンと言われ、その数は年々増えている。動物、地球と共存する一つの方法としてヴィーガンな生き方を考えてみたい人に、優しい手引きになってくれる本。

(作成:ソネン)

ポソン
絵を描き、読み、書く人。心の闇の中から小さな光りを見出して描くことが好き。 他者の苦痛に痛み、より多くの存在がより少しでも苦しまないことを願って、ヴィーガンを目指している。 Instagram @understaim