Amazonが世界有数の企業に成長する過程を誰よりも近くで目の当たりにしてきた著者が、Amazonで学んだ人生の極意について記した『Amazonで12年間働いた僕が学んだ未来の仕事術』（パク・ジョンジュン／著 藤田麗子／訳 PHP研究所）が出版されました。著者がAmazon精神を丸ごと仕事と人生の教訓として受け止めていく過程はとても興味深いです。アマゾンの第一印象について書かれてある１章以外は時系列に沿っていないので、目次にこだわらずに、気になった章から読める作品です。
訳者の藤田麗子さんからメッセージを頂戴しましたので、ご紹介します。
2019年3月に韓国で発行され、約２カ月で14刷を記録したベストセラー。
著者のパク・ジョンジュン氏は、平均勤続年数１年とも言われるAmazonシアトル本社で12年間働いた後、独立してオンラインで通信販売業を始めた30代の男性です。
Amazonで出会った世界各国の天才たち、採用試験の進め方、同僚評価についてなど、内部を知る人だけが書ける興味深いエピソードが満載。そして、過酷な業務に追われ、会社勤めに息苦しさを感じるようになった筆者がそれをどのように乗り越えていったのか、また、「今、自分にしかできないこと」を見つけて独立するまでの日々がつづられています。Amazonで学んだ仕事術だけでなく、自分らしい生き方に近づくためのヒントをくれる一冊。
「急変する未来を恐れる必要はない。
私がこの本を通じてお伝えしたかったアマゾンの教えを忘れなければ、
変化の渦に巻きこまれる犠牲者ではなく、
楽しく波乗りをしている自分を発見できるようになるからだ。
たとえ時代と環境が変わったとしても、重要なことは決して変わらない」
（エピローグより）
『Amazonで12年間働いた僕が学んだ未来の仕事術』（パク・ジョンジュン／著 藤田麗子／訳 PHP研究所）
